アクションカメラ
アクションカメラとは、スポーツの映像をプレイヤー視点で撮影できるカメラのことです。
自転車競技のプレイヤーがヘルメットや自転車のハンドルなどに装着してプレイヤー視点の映像を撮影したり、スキーなどでもゴーグル付近に装着してスキーヤー視点の動画撮影が出来ます。
このようにスポーツなどの迫力ある動画撮影ができるアクションカメラですが、種類が多く選ぶのが難しいのではないでしょうか?
アクションカメラは種類が多くて、どの製品を選べばよいかわからないわ?
アクションカメラを選ぶ際のポイントを詳しく知りたいな?
今回は、このような悩みを解決していきたいと思います。
アクションカメラの選び方
手ブレ補正機能で選ぶ
アクションカメラでスポーツ競技中のプレイヤー視点で動画撮影したり、走りながらなど動きが激しい動画撮影をする使い方をする場合は、手ブレ補正機能で製品を選びましょう。
アクションカメラの手ブレ補正機能によってアクションカメラ本体のブレが軽減されるため、見やすくクリアな動画撮影が出来ます。
手ブレ補正機能には「光学式」と「電子式」があります。
「光学式」とは手ブレの動きにあわせてアクションカメラのレンズを動かして映像の手ブレを減らす方式で、高画質でクリアな動画撮影ができることが特徴です。
「電子式」とは、撮影した動画の中央部分を切り出して手ブレが減るように画像処理する方式で、ソフトウェアにより手ブレを減らすためアクションカメラ本体やレンズを小型化できますが、画質は「光学式」の方が優れています。
フレームレートで選ぶ
「フレームレート」とは単位時間で処理されるフレーム(コマ数)のことで、単位は(fps)で表されます。
「フレームレート」の数字が大きいほど滑らかな動画になり、一般的には30fps~60fpsが使われます。
一般的なアクションカメラは1秒間に30フレームを表示する30fpsの製品が多いですが、より動画を滑らかに表示したい場合は60fpsのアクションカメラもおすすめです。
レンズの画角で選ぶ
動画撮影の時できるだけ景色を広く撮影したい場合は、広角レンズを搭載したアクションカメラがおすすめです。
35mmフルサイズ換算で焦点距離17mmのアクションカメラもありますので、視野角100度以上の広い画角が得られ、動画撮影者の視点そのままの臨場感がある動画撮影が出来ます。
広角レンズでは遠近感が強調されるため空間の広がり感が出やすく、撮影範囲が全体的にピントが合った動画撮影が出来ます。
4K画質で選ぶ
一般的なハイビジョン画質(1920Pixel✕1080Pixel)と比較して4倍の画素数の4K画質(3840Pixel✕2160Pixel)。
4K画質であれば細部の描写力がハイビジョン画質と比べて向上していますので、より綺麗な動画撮影が出来ます。
ご使用中のパソコンディスプレイやテレビなどが4K画質に対応している時は、アクションカメラが4K画質に対応している製品がおすすめです。
防水性能で選ぶ
アクションカメラでビーチで使用したりスキューバダイビングなどで水中撮影する場合、防水性能で製品を選びましょう。
防水性能があれば突然の雨でアクションカメラが濡れた場合や、アクションカメラが汚れた場合の水洗いなどでも安心できます。
アクションカメラは防水性能があるものが多く、水中撮影などで使用する場合は「水深10mの防水性能」など防水性能が明記されている製品を選ぶと安心です。
防水性能がないアクションカメラでも、ハウジングなどで水中撮影に対応できる製品もあります。
タッチパネルで選ぶ
アクションカメラの中にはタッチパネルを搭載した製品があります。
スマートフォンのような直感的な操作が可能ですので、動画撮影の簡単さや利便性を求める場合はタッチパネルで選びましょう。
タッチパネルからは「静止画/動画」などのモード切替や各種設定ができ、アクションカメラによってはアイコン表示などでわかりやすい工夫がされています。
Wi-Fi機能で選ぶ
アクションカメラの中にはWi-Fi機能に対応した製品があります。
スマートフォンなどと簡単に接続してデータの送受信が出来るため、アクションカメラで動画撮影してスマートフォンからインスタグラムやティックトックなどのSNSに動画投稿することができます。
Wi-Fi機能を使用してアクションカメラの「電源オン・オフ」や「動画撮影の開始・終了」などの遠隔操作ができる製品もありますので確認しておきましょう。
おすすめアクションカメラ
GoPro HERO9 BLACK CHDHX-901-FW
2360万画素の撮影素子を搭載しており、5K動画撮影や2000万画素の写真撮影が可能です。
背面液晶モニターはタッチパネル式で、アクションカメラの設定や「静止画/動画」などのモード切替をタッチパネルで行えるので、スマートフォンのように操作が簡単です。
バッテリー駆動時間が30%向上したため、長時間録画でも安心できます。
画質 | 2360万画素 |
静止画有効画素数 | 2000万画素 |
タイプ | アクションカメラ |
記録メディア | microSDカード |
Bluetooth | ○ |
Wi-Fi | ○ |
タッチパネル | ○ |
音声コントロール | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ |
内蔵マイク | ○ |
夜間撮影機能 | ○ |
インターフェース | USB-C |
外部マイク入力 | 3.5mmマイクアダプター(別売) |
防水性能 | 10m |
幅x高さx奥行き | 71×55×33.6mm |
カラー | BLACK |
GoPro HERO8 BLACK CHDHX-801-FW
撮影環境に合わせて最適な視野角に簡単に設定できます。
狭角レンズ、歪みのないリニアレンズ、広角レンズ、スーパービューレンズの4つのレンズから選択できます。
激しい動きでも水平維持などの安定化機能により高画質な動画撮影が可能です。
4K動画での夜景撮影でも高画質で細部まで鮮明な動画撮影が可能です。
画質 | 4K |
タイプ | アクションカメラ |
記録メディア | microSDカード |
microSDHCカード | |
microSDXCカード | |
液晶モニター | 2 インチ |
Bluetooth | ○ |
Wi-Fi | ○ |
タッチパネル | ○ |
音声コントロール | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ |
夜間撮影機能 | ○ |
メモリー静止画記録形式 | JPEG/RAW |
メモリー動画解像度 | 4096×3072 |
インターフェース | USB-C |
外部マイク入力 | 3.5mmマイクアダプター(別売) |
防水性能 | 10m |
幅x高さx奥行き | 66.3×48.6×28.4 mm |
本体重量 | 126 g |
カラー | BLACK |
ソニー FDR-X3000
カメラレンズとイメージセンサーが一体になって動きブレ補正をする「空間光学ブレ補正」を搭載しており、動きが激しい撮影シーンでも安定した動画撮影が行えます。
新開発のレンズにより解像度やコントラスト、色再現性にすぐれており、広角レンズにかかわらず画面周辺部の歪みを軽減して自然な映像を実現しています。
一定の間隔で4K画質の静止画撮影が行えるタイムラプス撮影に対応しており、付属の無料編集ソフトにより4K写真を簡単に4Kタイムラプス動画に変換できます。
画質 | 4K |
撮像素子 | CMOS 1/2.5型 |
総画素数 | 857万画素 |
動画有効画素数 | 818万画素 |
静止画有効画素数 | 818万画素 |
タイプ | アクションカメラ |
デジタルズーム | 3 倍 |
記録メディア | microSDカード |
microSDHCカード | |
microSDXCカード | |
メモリースティックマイクロ | |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
焦点距離 | 17mm~32mm |
撮影時間 | 50 分 |
F値 | F2.8 |
静止画解像度 | 4624×2600 |
メモリー動画解像度 | 3840×2160 |
インターフェース | マイクロUSB/AV出力/HDMIマイクロ |
付属バッテリー | NP-BX1 |
最低被写体照度 | 6 ルクス |
内蔵マイク | ステレオマイク |
外部マイク入力 | ステレオミニジャック |
Bluetooth | ○ |
NFC | ○ |
Wi-Fi | ○ |
幅x高さx奥行き | 29.4x47x83 mm |
本体重量 | 89 g |
カラー | ホワイト系 |
ソニー HDR-AS300
新開発のレンズにより解像度やコントラスト、色再現性にすぐれており、広角レンズにかかわらず画面周辺部の歪みを軽減して自然な映像を実現しています。
画角設定は、3段階(ワイド、ミディアム、ナロー)の設定が可能です。
カメラ本体にGPSを搭載し、パソコン用の無料編集ソフトを使用することで、速度計や位置情報を動画に表示させることが可能です。
画質 | フルハイビジョン |
撮像素子 | CMOS 1/2.5型 |
総画素数 | 857万画素 |
動画有効画素数 | 818万画素 |
静止画有効画素数 | 818万画素 |
タイプ | アクションカメラ |
デジタルズーム | 3 倍 |
記録メディア | microSDカード |
microSDHCカード | |
microSDXCカード | |
メモリースティックマイクロ | |
焦点距離 | 17mm~32mm |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
F値 | F2.8 |
撮影時間 | 125 分 |
静止画解像度 | 4624×2600 |
メモリー動画解像度 | 1920×1080 |
インターフェース | マイクロUSB/AV出力/HDMIマイクロ |
付属バッテリー | NP-BX1 |
最低被写体照度 | 6 ルクス |
内蔵マイク | ステレオマイク |
外部マイク入力 | ステレオミニジャック |
Bluetooth | ○ |
NFC | ○ |
Wi-Fi | ○ |
幅x高さx奥行き | 29.4x47x83 mm |
本体重量 | 84 g |
カラー | ホワイト系 |
DJI OSMO ACTION
コンパクトな本体でありながら頑丈な構造で、防塵性能、耐衝撃性、防水性を備え氷点下でも動作します。
撮影素子は1/2.3インチのCMOSセンサーを搭載し、1200万画素の写真撮影や、4K/60fpsの動画撮影を高画質で行えます。
「8倍スローモーション撮影」「タイムラプス撮影」「カスタム露出設定」など幅広い動画撮影に対応しています。
画質 | 4K |
HDR動画 | ○ |
撮像素子 | CMOS 1/2.3型 |
静止画有効画素数 | 1200万画素 |
タイプ | アクションカメラ |
記録メディア | microSDカード |
microSDHCカード | |
microSDXCカード | |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
F値 | F2.8 |
タッチパネル | ○ |
静止画解像度 | 4000×3000 |
メモリー静止画記録形式 | JPEG/DNG |
インターフェース | USB-C |
Bluetooth | ○ |
Wi-Fi | ○ |
音声コントロール | ○ |
耐衝撃性能 | ○ |
内蔵マイク | ○ |
防塵性能 | ○ |
防水性能 | 11m |
耐低温性能 | -10℃ |
幅x高さx奥行き | 65x42x35 mm |
本体重量 | 124 g |
カラー | ブラック系 |
DJI OSMO POCKET OSPKJP
3軸スタビライザーを搭載し、走りながら撮影するなどの激しい動きでもブレが少ない安定した動画撮影が可能です。
4K/60fpsの動画撮影や1200万画素の静止画撮影が可能です。
「FPVモード」により、撮影者視点で場感ある動画撮影が可能です。
「アクティブトラック」により、動物など動きが激しい被写体を自動追尾して動画撮影出来ます。
「3✕3パノラマ」により、カメラレンズが水平に回転し高画質なパノラマ撮影が可能です。
画質 | 4K |
撮像素子 | CMOS 1/2.3型 |
静止画有効画素数 | 1200万画素 |
タイプ | アクションカメラ |
記録メディア | microSDカード |
microSDHCカード | |
microSDXCカード | |
手ブレ補正機構 | ○ |
F値 | F2 |
タッチパネル | ○ |
静止画解像度 | 4000×3000 |
メモリー静止画記録形式 | JPEG/DNG |
メモリー動画解像度 | 3840×2160 |
インターフェース | USB-C/Lightningコネクタ |
内蔵マイク | デュアルマイク |
幅x高さx奥行き | 36.9×121.9×28.6 mm |
本体重量 | 116 g |
カラー | ブラック系 |
今回はアクションカメラをご紹介しました。
どのアクションカメラを選べばよいか良くわかったわ!
アクションカメラ選びのポイントが良くわかったよ!
皆様のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとう御座いました。
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