ドライブレコーダーとは?

運転中や駐車したときの車両周辺の映像記録できる車載用カメラがドライブレコーダーです。
・運転中の事故映像
・あおり運転などの迷惑行為
・駐車場での当て逃げや車上荒らし
・周囲の車のナンバープレートや人物
などを記録できるため高い証拠能力があります。
このように運転中や駐車場での事故やトラブルで有用なドライブレコーダーですが、製品選びにこのような悩みはないでしょうか?

初心者でも設置しやすいドライブレコーダーが知りたいわ?

ドライブレコーダーの選び方を詳しく知りたいな?
今回は、このような悩みを解決していきたいと思います。
ドライブレコーダーの選び方
画質で選ぶ

ドライブレコーダーを選ぶときは画質を確認しましょう。
一般的なドライブレコーダーはフルハイビジョン(1920×1080Pixel)で、テレビ番組などと同じ画質になります。
廉価なドライブレコーダーはフルハイビジョンより低い解像度の製品がありますが、画像が荒くなるためナンバープレートや人物の認識がしづらくなる場合があるため注意しましょう。
ハイグレードなドライブレコーダーの中には、
・WQHD(2560×1440Pixel)
・4K(3840×2160Pixel)
の製品があり高画質な映像記録ができますが、データサイズが大きいため記録時間がハイビジョンと比較すると短くなります。
使用環境や使用目的にあわせて最適な画質のドライブレコーダーを選びましょう。
撮影範囲で選ぶ

ドライブレコーダーを選ぶときは撮影範囲を確認しましょう。
事故はどの方向で起こるかわからないため、広い画角を記録できる製品を選ぶと安心感があります。
ドライブレコーダーの撮影範囲には、
・水平画角(左右方向の撮影範囲)
・垂直画角(上下方向の撮影範囲)
・対角画角(対角線方向の撮影範囲)
があり、製品選びに最も重要な画角は水平画角になります。
目安としては水平画角108度以上の製品を選びましょう。
夜間や逆光での撮影性能で選ぶ

トンネルの出口や夕方などのドライブで逆光の場合はドライブレコーダーの映像が白飛びする場合があります。
また、夜間やトンネルのドライブでは光が少ないためドライブレコーダーの映像が暗くなったり黒つぶれする場合があります。
夜間や逆光など撮影環境が悪い場合でも安定して撮影できるのが「WDR」「HDR」「STARVIS」です。
【WDR、HDRの紹介】
(1)WDR(ワイドダイナミックレンジ)
通常の倍のコマ数を撮影して、「明るい部分を補正した画像」と「暗い部分を補正した画像」を合成処理して、明るい部分も暗い部分も鮮明に記録する方法。
(2)HDR(ハイダイナミックレンジ)
光の量を変えた画像を複数撮影して、見やすい部分を合成処理して鮮明に記録する方法。
(3)STARVIS
SONYが開発したセキュリティーカメラ用の技術で、夜間映像を鮮明に記録することができます。
「WDR」「HDR」「STARVIS」に対応したドライブレコーダーは、光の状態が厳しい場合でも鮮明に撮影できる場合があり記録能力が優れているため、使用目的にあわせて確認しましょう。
フレームレートで選ぶ

ドライブレコーダーを選ぶときはフレームレートを確認しましょう。
フレームレートとは1秒間に撮影されるコマ数のことです。
ドライブレコーダーのフレームレートを選ぶときは、LED信号機の点滅間隔と同期する機種を選ぶと、信号機の色が撮影できない場合があるため注意しましょう。
LED信号機の点滅間隔は、
・東日本では1秒間に100回
・西日本では1秒間に120回
になります。
そのため、ドライブレコーダーのフレームレートが、
・東日本では25fps、50fpsなど
・西日本では30fps、60fpsなど
の場合は、撮影するタイミングがLED信号機の消灯状態と同期して色が撮影されない可能性があります。
ドライブレコーダーを選ぶときは、LED信号機の色を撮影できるフレームレートに調整された製品を選びましょう。
形状で選ぶ

ドライブレコーダーを選ぶときは形状を確認しましょう。
ドライブレコーダーには、「一体型」「ミラー型」「分離型」があります。
(1)一体型
ドライブレコーダーにカメラと液晶モニターが一体型になっており、取り付けが簡単なメリットがあります。
(2)ミラー型
ミラー型のドライブレコーダーに後方カメラの映像を写す方式で、荷物が多い場合や後方座席に人がいる場合でもクリアな後方視界を確保できるメリットがあります。
(3)分離型
前方カメラ一体型のドライブレコーダーと後方カメラがセットになった製品で、衝突事故やあおり運転の状況を録画でき証拠能力が高いメリットがあります。
ドライブレコーダーの取付方法が簡単な製品を選ぶ場合は「一体型」、
ドライブレコーダーを目立たないように設置したい場合は「ミラー型」、
前方・後方の映像を記録して安全性を高めたい場合は「分離型」がおすすめです。
設置場所や使用目的にあわせて最適なドライブレコーダーを選びましょう。
便利機能で選ぶ

ドライブレコーダーを選ぶときは便利機能を確認しましょう。
(1)駐車監視機能
駐車監視機能を搭載したドライブレコーダーの場合、車を駐車場に停めている間も衝撃を感知したり動く物体を感知すると録画するため、当て逃げや車上荒らしなどを記録することができます。
(2)GPS
GPSを搭載したドライブレコーダーの場合、車両の位置情報を記録できるため走行ルートや走行したときの状況を後から確認できます。
(3)イベント記録機能
イベント記録機能とは、車に事故などの衝突や急ブレーキなどの衝撃が加わったときに自動的に映像を記録する機能です。
設定により事故前と事故後の記録時間を設定できるため、ドライブレコーダーの記憶容量を無駄にせず大事な映像だけを保存することができます。
ドライブレコーダーの使用目的にあわせて必要な便利機能を選びましょう。
おすすめドライブレコーダー
コムテック ZDR035
前方・後方2カメラを搭載したドライブレコーダーで水平画角168度の広い範囲を撮影でき、走行中や駐車監視中でも前方映像、後方映像をしっかり録画できます。
HDRやSTARVISを搭載しているため、逆光や夜間でも鮮明に映像記録でき、光の状態が厳しい環境でも証拠能力が高いです。
エンジンONや衝突を検知したときに自動録画できるため、簡単な操作でしっかり映像記録を残すことができます。
スペック | |
本体タイプ | 一体型 |
カメラタイプ | 前後2カメラ(前方・後方撮影) |
最大解像度(フロント) | 1920×1080 |
最大解像度(リア) | 1920×1080 |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 92.4×52.1×31.8 mm |
重量(フロントカメラ) | 122 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | 38×40.2×27.5 mm |
重量(リアカメラ) | 35 g |
コムテック ZDR037
フロント360度カメラとリアカメラを搭載しているため前後左右方向全てを記録でき、前後方向だけでなく横方向からの衝突に対しても証拠能力が高くできます。
ビューワソフトを使用することで、パソコンから
・フロントカメラ撮影映像
・リアカメラ撮影映像
・地図表示
・Gセンサー情報
・記録データ情報
などを簡単に確認することができます。
HDRやSTARVISを搭載しているため、逆光や夜間でも鮮明に映像記録でき、光の状態が厳しい環境でも証拠能力が高いです。
エンジンONや衝突を検知したときに自動録画できるため、簡単な操作でしっかり映像記録を残すことができます。
スペック | |
本体タイプ | 一体型 |
カメラタイプ | 前後2カメラ(前方・後方撮影) |
最大解像度(フロント) | 2880×2880 |
最大解像度(リア) | 1920×1080 |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 74x78x35.1 mm |
重量(フロントカメラ) | 125 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | 38×40.2×27.5 mm |
重量(リアカメラ) | 35 g |
ケンウッド DRV-MR760
前方・後方を録画できるドライブレコーダーで録画開始や写真撮影を音声コマンドで指示できるため、走行中でもハンズフリーで安全に操作できます。
前方車両の割り込みや、前方車両の蛇行運転、後方車両の急接近を音声で知らせるとともに映像記録するため、安全運転を支援できます。
駐車監視機能を搭載しているため、衝撃を検知すると自動的に映像記録でき当て逃げなどをしっかり記録でき安心です。
スペック | |
本体タイプ | 一体型 |
カメラタイプ | 前後2カメラ(前方・後方撮影) |
最大解像度(フロント) | 1920×1080 |
最大解像度(リア) | 1920×1080 |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 89x50x38.3 mm |
重量(フロントカメラ) | 112 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | 60x25x28.6 mm |
重量(リアカメラ) | 26 g |
ケンウッド DRV-MP760
前方カメラと車内カメラを搭載したドライブレコーダーで、夜間でも車内を録画できる赤外線内蔵LEDカメラを搭載しているため、走行時間によらずしっかり映像記録できます。
音声コマンド機能を搭載しているため、走行中でもハンズフリーで動画記録や写真撮影を指示でき安全に操作できます。
駐車監視機能を搭載しているため、衝撃を検知すると自動的に映像記録でき当て逃げなどをしっかり記録でき安心です。
スペック | |
本体タイプ | 一体型 |
カメラタイプ | デュアルカメラ(車外・車内撮影) |
最大解像度(フロント) | 1920×1080 |
最大解像度(リア) | |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 89x50x38.3 mm |
重量(フロントカメラ) | 112 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | |
重量(リアカメラ) |
ケンウッド DRV-CW560
360度カメラを搭載しているため前後左右方向を記録でき、あおり運転や側面からの幅寄せなどもしっかり映像記録できます。
撮影映像はスマートフォンに転送できるため、万が一の事故などの場合でもすぐに映像確認できます。
駐車監視機能を搭載しているため、衝撃を検知すると自動的に映像記録でき当て逃げなどをしっかり記録でき安心です。
スペック | |
本体タイプ | 一体型 |
カメラタイプ | 360度カメラ |
最大解像度(フロント) | 2160×2160 |
最大解像度(リア) | |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 61x74x81 mm |
重量(フロントカメラ) | 137 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | |
重量(リアカメラ) |
パイオニア VREC-DS800DC
前方・後方2カメラを搭載したドライブレコーダーで、HDMIケーブルでカーナビの画面で映像確認や録画操作ができるため、初心者の方でもカーナビから簡単操作できます。
前方・後方カメラは148度の広角映像を記録できるため、あおり運転や駐車場での監視ができ安心感が高いです。
昼間・夜間とも周囲の車両のナンバープレートまでくっきり映像録画でき、万が一の事故やトラブルでも証拠をしっかり残すことができます。
カメラは防水・防塵設計のため車外取付にも対応できます。
スペック | |
本体タイプ | 分離型 |
カメラタイプ | 前後2カメラ(前方・後方撮影) |
最大解像度(フロント) | 1920×1080 |
最大解像度(リア) | 1280×720 |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 26×28.5×35mm |
重量(フロントカメラ) | 130 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | 26×28.5×37.5mm |
重量(リアカメラ) | 105 g |
カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)
VREC-DS800DC
ナガオカ movio MDVR304MRREAR
前方・後方2カメラを搭載したドライブレコーダーで、ミラー型のため設置場所が少なくすみ、取付方法もゴムバンドでルームミラーにかぶせて取り付けるだけのため初心者の方でも簡単にできます。
リアカメラのケーブル長さは7mのため、幅広い車種に取付可能です。
スペック | |
本体タイプ | ミラー型 |
カメラタイプ | 前後2カメラ(前方・後方撮影) |
最大解像度(フロント) | |
最大解像度(リア) | |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 300x72x8 mm |
重量(フロントカメラ) | 192 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | |
重量(リアカメラ) |
ユピテル marumie Q-30R
360度カメラとリアカメラを搭載しているため前後左右方向と車内の映像録画もでき、あおり運転、車上荒らし、当て逃げなどの状況をしっかり記録できます。
HDRやSTARVISを搭載しているため、逆光や夜間でも鮮明に映像記録でき、光の状態が厳しい環境でも証拠能力が高いです。
パソコン用アプリをダウンロードすることで、360度カメラ、リアカメラ、Gセンサーグラフ、地図などを一覧でき走行状況をわかりやすく確認することができます。
スペック | |
本体タイプ | 一体型 |
カメラタイプ | 前後2カメラ(前方・後方撮影) |
最大解像度(フロント) | 1920×1920 |
最大解像度(リア) | 1920×1080 |
幅x高さx奥行き(フロントカメラ) | 69x72x39 mm |
重量(フロントカメラ) | 157 g |
幅x高さx奥行き(リアカメラ) | 54x25x25 mm |
重量(リアカメラ) | 26 g |
今回はドライブレコーダーの紹介をしました。

初心者でも設置しやすいドライブレコーダーが見つかったわ!

ドライブレコーダーの選び方が詳しくわかったよ!
皆様のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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