ユーチューブをはじめ動画配信サイトに動画投稿する際に、動画編集することが多いと思います。動画編集は時間がかかる作業なので、快適に短時間で動画編集するには、どのようなパソコンが最適なのか調べてみました。
1.動画書き出しのパソコンの動作を調べる
今回は、動画編集の中でも時間がかかる動画書き出しの時のパソコンの動作を調べてみました。
動画編集ソフトは、アドビプレミアエレメンツ2019を使用しました。
実際に動画書き出しを実行してみて、タスクマネージャーでパソコンの状態を見たのが下のグラフです。

動画書き出し中はパソコンのCPU使用率が100%になっています。これがパソコンが重くなっている原因です。
GPUについては使用率が2%で、動画書き出し中はほとんど使われていないことがわかりました。
メモリーについては、16GBのうち6.9GBを使用していました。8GBでもぎりぎり間に合いそうですが、余裕を見て16GBはほしいところです。
2.動画編集パソコンは何をチョイスすればよいか?
動画編集パソコンは何をチョイスチョイスすればよいかですが、前提条件をまとめます。
(1)アドビプレミアエレメンツを使用して動画編集する場合はCPU使用率が高くなるので、できるだけ高性能CPUであることが望ましい。コアi7やコアi9等の高性能CPUがオススメになります。
(2)メモリーは8GBでも足りそうですが、余裕を見て16GBのパソコンをチョイスしたいところです。
(3)GPUについては、アドビプレミアエレメンツではほとんど使われていませんでした。アドビプレミアエレメンツで動画編集する場合はグラフィックボードは必要ないかもしれません。
(アドビプレミアプロについては、最近のアップデートでグラフィックボードによる動画書き出しに対応しました。グラフィックボードがあると動画書き出しが3~4倍程度速くなるため、グラフィックボードがあるパソコンがオススメです。)
3.動画編集にオススメなデスクトップパソコン
今回ご紹介するデスクトップパソコンは、ASUS HURACAN G21CX G21CX-I7R2070です。
CPUにCore i7 9700Kを使用していますので、性能的に十分です。メモリーは16GBです。グラフィックボードにGeForce RTX 2070を搭載していますので、ゲームをしたい場合にも十分な性能があります。
4.動画編集にオススメなノートパソコン
今回ご紹介するノートパソコンは、dynabook C8 2020年春モデルです。
CPUにCore i7 10710Uを使用しています。第10世代の最新CPUが搭載されていますので、長く使えます。メモリーは16GBです。ストレージに512GB SSD + 32GB Optaneメモリが使用されていますので、動画のような容量が大きなファイルでも高速で読み書きできます。
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
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