ミラーレス時代の最高峰、ライカのミラーレスカメラを徹底解説!選び方から使い方まで

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ライカとは?

ライカとかドイツの光学機器メーカーで、レンジファインダーカメラや一眼レフカメラ、コンパクトカメラ、プロジェクター、フィールドスコープ、双眼鏡などさまざまな製品を開発・販売しています。

・高級レンジファインダーカメラ「Mシリーズ」

・一覧レフカメラ「Rシリーズ」

などが有名で、プロカメラマンをはじめアマチュアカメラマンにもコレクターや愛好家が多いです。

日本ではライカ、パナソニック、シグマの3社によりLマウントアライアンスが結ばれており、Lマウントレンズを共通で使用することができます。

今回はライカのミラーレスカメラを紹介しますが、製品選びにこのような悩みは無いでしょうか?

花子さん
花子さん

カメラのラインナップを詳しく知りたいわ?

太郎さん
太郎さん

カメラの特徴や選び方を詳しく知りたいな?

今回はこのような悩みを解決していきたいと思います。

ライカのミラーレスカメラの選び方

レンズマウントで選ぶ

(出典:パナソニック)

ライカのミラーレスカメラはLマウントを採用しています。

Lマウントはライカ、シグマ、パナソニックによる共通マウントのためレンズの種類が豊富で、3社による単焦点レンズとズームレンズをあわせて約68本が発売されています。

3社以外にもLマウントレンズを製造しているメーカーがあり、ずべてのLマウントレンズを合わせると120本以上になります。

Lマウントレンズは種類が豊富で自由に選ぶことができ、趣味の撮影からプロカメラマンの業務まで幅広く対応できます。

センサーサイズで選ぶ

(出典:ウィキペディア)

ライカのミラーレスカメラはフルサイズセンサーとAPS-Cセンサーの2種類があるため、それぞれの特徴を紹介します。

【センサーサイズ】

(1)フルサイズセンサー

フルサイズセンサーはフィルムカメラで使用されていた35mmフィルム(36×24mm)と近い大きさです。

美しい背景ボケやグラデーションに特徴があり、センサーサイズが大きいため夜景や室内などの光が少ない環境での撮影にも適しているため、プロカメラマンやハイアマチュアに人気があります。

(2)APS-Cセンサー

APS-Cセンサーはフルサイズセンサーと比較して大きさが約40%のセンサーです。

フルサイズセンサーと比較して約1.5倍望遠した画角になるため注意しましょう。

センサーサイズが小さいためカメラ本体やレンズを小型化できるメリットがあり、アマチュアカメラマンや入門用として人気があります。

ライカのミラーレスカメラの現在のラインナップではフルサイズセンサーが採用されていますが、店舗在庫などでAPS-Cセンサーを選ぶことができるため、使用目的にあわせて選びましょう。

画素数で選ぶ

(出典:Amazon)

ライカのミラーレスカメラには高画素機のSL2、一般的な画素数のSL2-Sがあるため紹介します。

【撮影素子の画素数】

(1)SL2

SL2は有効画素数約4700万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。

高画素機のメリットは、細部までくっきり表現できるため商品撮影や風景写真、ポートレートなどに適していることです。

高画素機は手ぶれしやすい傾向があるため三脚の使用がおすすめです。

また、撮影データのサイズが大きくなる傾向があるため、記憶容量が大きいメモリーカードを使用するようにしましょう。

(2)SL2-S

SL2-Sは有効画素数約2400万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。

一般的な撮影に使いやすい画素数で、風景やポートレート、スナップ、イベント、鳥、動物、テーブルフォトなど、あらゆる被写体を美しく記録できるメリットがあります。

画面の一部をトリミングすると画素数が不足する場合があるため、高画素機の購入を検討しましょう。

撮影データを引き伸ばす場合やトリミングする場合は高画素機のSL2、一般的な撮影目的の場合はSL2-Sが適しているため、撮影目的にあわせて製品を選びましょう。

ファインダーで選ぶ

(出典:Amazon)

ライカのミラーレスカメラはSL2、SL2-Sともに576万ドットのEyeRes電子ビューファインダーを搭載しています。

高級光学ガラス素子とメタル素材によるアイピースを採用しており構図をクリアに確認できます。

電子ビューファインダーのメリット、デメリットを紹介します。

【電子ビューファインダーのメリット、デメリット】

(1)電子ビューファインダーのメリット

・撮影時に構図だけでなく明るさや色合いも確認できるため、撮影前に仕上がりをイメージしやすいです。

・電子ビューファインダーは撮影データの表示もできるため、明るい屋外で撮影データの確認する場合に見やすく便利です。

(2)電子ビューファインダーのデメリット

・電子ビューファインダーはバッテリーを使用するため光学ファインダーと比較するとバッテリーの持続時間が短くなる場合があります。

・電子ビューファインダーでは被写体が表示されるまで若干のタイムラグがある場合があるため、野鳥や野生動物、スポーツ、乗り物など動きが速い被写体を撮影する場合にはシャッターを切るタイミングに注意が必要です。

電子ビューファインダーにはメリット、デメリットがあるため購入前に店頭などで見え方や使いやすさを確認しましょう。

液晶モニターで選ぶ

(出典:ライカ)

液晶モニターはSL2、SL2-Sともに約210万ドットの3.2インチモニターが搭載されています。

タッチパネルのためカメラの設定をタッチ操作で行うことができ、スマートフォンのような直感的な操作が可能です。

液晶モニターはカメラ背面部分に固定されているため堅牢性が高いですが、角度調整できないため注意しましょう。

写真撮影で選ぶ

ライカのミラーレスカメラについて写真撮影の画素数やシャッタースピードなどを紹介します。

【写真撮影】

(1)画素数

SL2:約4670万画素(8368×5584画素)

SL2-S:約2400万画素(6000×4000画素)

SL2はSL2-Sと比較して約2倍の画素数となっています。

(2)シャッタースピード

SL2:(メカシャッター時)1/8000秒~30分(電子シャッター時)1/40000秒~1秒

SL2-S:(メカシャッター時)1/8000秒~30分(電子シャッター時)1/16000秒~60秒

メカシャッター時はSL2、SL2-Sともに同等のシャッタースピードです。

電子シャッター時はSL2は1/40000秒、SL2-Sは1/16000秒の高速シャッタースピードを実現しています。

(3)連射撮影

SL2:(メカシャッター時)10コマ/秒(電子シャッター時)20コマ/秒

SL2-S:(メカシャッター時)9コマ/秒(電子シャッター時)25コマ/秒

メカシャッター時はSL2で10コマ/秒、SL2-Sで9コマ/秒の連射撮影を実現しています。

電子シャッター時はSL2で20コマ/秒、SL2-Sで25コマ/秒の連射撮影を実現しています。

SL2とSL2-Sでは画素数やシャッタースピード、連射撮影などの性能が異なるため、撮影目的にあわせて製品を選びましょう。

動画撮影で選ぶ

ライカのミラーレスカメラは動画撮影にも対応しているため、紹介します。

【動画撮影】

(1)動画記録画素数

SL2:5K(4992×3744)29.97fps/C4K(4096×2160)59.94fps/4K(3840×2160)59.94fps

SL2-S:C4K(4096×2160)59.94fps/4K(3840×2160)59.94fps

SL2は高画素機のため5Kに対応しています。

4K動画撮影ではSL2、SL2-Sともに59.94fpsのハイフレームレートに対応しています。

(2)ファイル形式

SL2、SL2-S:MOV/MP4

SL2、SL2-SともにMOVとMP4に対応しているため、幅広いデバイスで再生や編集作業ができます。

(3)映像圧縮方式

SL2、SL2-S:H.264/MPEG-4 AVC

SL2、SL2-SともにH.264とMPEG-4 AVCに対応しているため動画が扱いやすく幅広いデバイスに対応しています。

(4)音声記録方式

SL2:AAC/AC-3(2ch/48kHz/16bit)

SL2-S:AAC/LPCM(2ch/48kHz/16bit)

SL2はAC-3(ドルビーデジタル)に対応しており高音質ながらデータサイズを抑えることができます。

SL2-SはLPCMに対応しており無圧縮で音声記録しているため高音質で音響を楽しめます。

SL2とSL2-Sでは動画記録画素数や音声記録方式が異なるため、撮影目的にあわせて最適な製品を選びましょう。

手ぶれ補正で選ぶ

カメラを手持ち撮影すると手の動きが伝わり写真や動画がブレることがあります。

このような手持ち撮影の失敗を少なくできるのが手ぶれ補正です。

ライカのミラーレスカメラにはSL2、SL2-Sともに最大5.5段分の効果があるボディー内5軸手ぶれ補正が搭載されているため、夜景や室内など光量が少ない環境でも手ブレが少ない高画質で撮影が楽しめます。

ボディ内手ブレ補正はカメラのセンサーをシフトして手ブレを防ぐため、手ブレ補正を搭載していないレンズと組み合わせても効果を発揮します。

光量が少ない環境で撮影する場合やスローシャッターで撮影する場合などは、ブレを少なくでき高画質で撮影できるボディー内手ブレ補正が搭載されているか、しっかり確認しましょう。

防塵防滴仕様で選ぶ

防塵防滴仕様とはチリやホコリ、雨などの水分からカメラを保護する仕様のことです。

カメラのつなぎ目やカメラとレンズの接続部分などにシーリングを施し、チリやホコリ、雨などが内部へ侵入することを防ぎ故障や破損の心配を少なくできます。

ライカのミラーレスカメラはSL2、SL2-SともにIP54レベルの防塵防滴仕様になっており、砂ぼこりや急な雨などの心配がある屋外撮影でも安心です。

ライカのミラーレスカメラは低温環境でも使用できるためウィンタースポーツなどの撮影にもおすすめです。

インターフェイスで選ぶ

(出典:ライカ)

インターフェイスとは外部デバイスと接続するための端子のことです。

ライカのミラーレスカメラにはUSB Type-CやHDMI端子、ステレオジャックなどが搭載されているため、外部マイクやステレオヘッドホン、外部モニターなどを組み合わせて本格的な動画撮影システムを構築できます。

Wi-Fiやbluetoothなどの無線接続にも対応できるため、パソコンやスマートフォンなどに撮影データをすぐに転送して確認や編集作業ができます。

インターフェイスによりカメラの機能を拡張でき撮影データの確認や編集が効率的に行えるため、使用目的にあわせてインターフェイスを確認しましょう。

おすすめライカのミラーレスカメラ

今回はライカの現行機種であるSL2とSL2-Sを紹介します。

ライカ ライカSL2

ライカSL2は有効画素数約4670万画素のフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラで、高画素機でありながらメカシャッター時で10コマ/秒、電子シャッター時で20コマ/秒の高速連写ができるためシャッターチャンスに強く、スポーツや野鳥、乗り物、イベントなど動きが速い被写体撮影に適しています。

5K(4992×3744)29.97fpsやC4K(4096×2160)59.94fpsに対応しているため、細部まで美しい高精細な動画撮影が可能で、風景やイベント、スポーツ、動物など幅広いシーンで活用できます。

レンズキットには開放F値2.8焦点距離24~70mmの標準ズームレンズが付属しているため、美しいボケ味でポートレートやスナップ撮影が楽しめます。

スペック
レンズマウントライカLマウント
画素数約4670万画素(8368×5584画素)
撮像素子フルサイズ/36mm×24mm/CMOS
撮影感度標準:ISO100~50000
連写撮影メカニカルシャッター使用時:10コマ/秒/電子シャッター使用時:20コマ/秒
シャッタースピード電子:1/40000秒~1秒/メカニカル:1/8000秒~30分
液晶モニター3.2型(インチ)/210万ドット
ファインダー形式EyeResファインダー
ファインダー倍率0.78 倍
ファインダー視野率(上下/左右)100/100
専用電池型番BP-SCL4
撮影枚数370枚
記録メディアSDカード/SDHCカード/SDXCカード
スロットダブルスロット/SDカード×2
防塵・防滴
5軸手ブレ補正
4K対応
動画記録画素数5K(4992×3744)29.97fps/C4K(4096×2160)59.94fps/4K(3840×2160)59.94fps
Wi-Fi
BluetoothBluetooth 4.2
幅x高さx奥行き146x107x42 mm
重量

ライカ ライカSL2 ボディ

ライカ ライカSL2 バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70mm ASPH.セット

ライカ ライカSL2-S

ライカSL2-Sは有効画素数約2400万画素のフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラで、メカシャッター時で9コマ/秒、電子シャッター時で25コマ/秒の高速連写ができるためシャッターヂャンスに強く、スポーツや野鳥、乗り物、イベントなど動きが速い被写体撮影に適しています。

C4K(4096×2160)59.94fpsに対応しているため細部まで美しい高精細な動画撮影が可能で、風景やイベント、スポーツ、動物など幅広いシーンで活用できます。

レンズキットには開放F値2.8焦点距離24~70mmの標準ズームレンズが付属しているため、美しいボケ味でポートレートやスナップ撮影が楽しめます。

スペック
レンズマウントライカLマウント
画素数約2400万画素(6000×4000画素)
撮像素子フルサイズ/36mm×24mm/CMOS
撮影感度標準:ISO100~100000
連写撮影メカニカルシャッター使用時:9コマ/秒/電子シャッター使用時:25コマ/秒
シャッタースピード電子:1/16000秒~60秒/メカニカル:1/8000秒~30分
液晶モニター3.2型(インチ)/210万ドット
ファインダー形式EyeResファインダー
ファインダー倍率0.78 倍
ファインダー視野率(上下/左右)100/100
専用電池型番BP-SCL4
撮影枚数510枚
記録メディアSDカード/SDHCカード/SDXCカード
スロットダブルスロット/SDカード×2
防塵・防滴
5軸手ブレ補正
4K対応
動画記録画素数C4K(4096×2160)59.94fps/4K(3840×2160)59.94fps
Wi-Fi
BluetoothBluetooth 4.2
幅x高さx奥行き146x107x83 mm
重量

ライカ ライカSL2-S Reporter ボディ

ライカ ライカSL2-S バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70mm ASPH.セット

今回は、ライカのミラーレスカメラの特徴や選び方を紹介しました。

ライカLマウントはライカ、シグマ、パナソニックの共通レンズマウントのためレンズの種類が豊富で、風景からポートレート、スポーツ、イベント、野鳥など幅広い撮影が楽しめます。

花子さん
花子さん

カメラのラインナップがよくわかったわ!

太郎さん
太郎さん

カメラの特徴や選び方がよくわかったよ!

皆様のお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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